ロジのキーボードK380の設定の続きです。画像はアマゾンの商品画像をお借りしています。
ファンクションキーロックの話になります。
いまのところ結論としては、残念ながらファンクションキーロックはできませんでした。
先日のAndroidバージョン13とは別のスマホで試しています。Androidバージョン10です。
①半角/全角キーで日本語入力と英語入力を切り替える。
②”「”が入力できるようにする。
③ファンクションキーのロックをする。
①と②は、Android側の設定と、Wnnアプリをインストールすることによって解決済です。
③が解決できていません。
③だけ解決できていないという状況は、Androidバージョン13のスマホも同じです。
ファンクションキーのロックと言っているのは、ファンクションキーが押された状態を保持(つまりロック)する、という意味です。ファンクションロックとか、fnキーロックとか言われることもあるようです。
ロックできないと何が困るかと言いますと、K380はファンクションキーがいわゆる「メディアキー」になっていまして、動画を観たりする際にメディアキーで早送りやボリューム調整などができるようになっています。そのせいで、これらのキーをF7やF9として使いたい場合には、「fn」と刻印されたキーとF7やF9を同時に押さなくてはなりません。
これがなんとも不便なのです。
例えば、日本語入力で「すいとう」と打鍵して、これを「スイトウ」に変換したい場合、変換候補にカタカナが出てくればまだ良いですが、出てこないときは「F7」を押してカタカナにします。その際に、「fn」+「F7」と2つのキーを同時に打鍵しなければなりません。
ファンクションキーがロック状態になっていれば、F7だけ打鍵すれば済みます。
ネット上には、K380ではファンクションキーロックはできない、という情報もありました。
また、K380に限らず、ファンクションキーロックの方法について、様々な情報が出ていました。
ダメ元で色々試してみましたので、記録として残します。
方法1 キーボード上にファンクションキーロック用のキーが用意されているか。→K380にはそのようなキーはありません。
方法2 fn+Option→K380には「スタート/alt opt」というキーがありました。やってみると絵文字入力窓が開きました。ロックはされません。残念。
方法3 fn+Capslock→動きなし。ロックされませんでした。
方法4 fn+esc→動きなし。ロックされませんでした。
方法5 fn+tab→動きなし。ロックされませんでした。
方法6 LXTerminalというアプリを使う。→色々とややこしいようでしたのでパスしました。
方法7 キーボードをWinモードにする。fn+pを3秒間押すとWindows/Androidモードになるそうです。→チャネルキーのランプが点灯しましたのでモード設定は完了したようですが、ロックされませんでした。ちょっと期待したんですが残念。
方法8 Windowsパソコンでロジクール製のユーティリティを使いロックする。これまで試した方法に比べてかなり面倒ですけれども、もしロックした状態がキーボード本体に記憶される仕様であれば、スマホにつなぎ直してもロック状態で使えるかも。→ロックされませんでした。少し期待しましたが残念です。パソコンにLogi Options+というユーティリティをインストールするのにも手間取りました。普通にロジのサイトの一番上に表示されるアイコンから行くとダメで、WindowsUpdateをやり直したりしてもダメ、調べるとSlippingStaffの日記様の記事に行き当たり、オフラインインストーラで行けそうということで試したところインストールしてファンクションキーロックを設定することができました。SlippingStaffの日記様、ありがとうございました。
ロックの設定をして、パソコンとつないだ状態ではきちんとファンクションキーがロックされました。しかし、Androidにつなぐとロックされていませんでした。従って、キーボード本体にロック状態を記憶しておくような仕組みはないようですね。
ということで、色々試した結果、K380をAndroidで使う場合は、ファンクションキーロックはできない、という結論に至りました。
Logi Options+のAndroid版が提供されればいいのにと思います。外付けキーボードを使う場面としては、Windowsパソコンよりもタブレットやスマホなどのモバイル端末につないで使う場面のほうが多いはずだと思うんですよね。Logi Options+がWindows版(とiOS版)しか提供されていないというのが不思議な気がします。
↑と書きましたが、考えてみるとタワー型パソコンなどではキーボードは外付けが前提ですので、Logi Options+がパソコンOS版しかないのは不思議ではないですね。